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あんこもち

おいしさ三つ巴 和の定番アイス

ラテントリオでピアノを弾いている。
女性3人。ピアノと歌、そしてトロンボーンと、ちょっと異色な編成である。

ボーカル氏が「ラテンの歌を歌いたいけど、一緒にやってくれる人がいないのよねぇ」とぼやいていたので
「じゃぁ私がピアノを弾くよ!」と言ったものの、
2人でラテンって寂しい、と思っていたところにトロンボーン氏との出会い。
かくして、ラテントリオとして華々しく(?)船出したのでありました。

このトリオの場合、ベースがいないので、ピアノの私は左手でベースラインを弾き、
右手でリズムを刻み、時にはアドリブやソロも弾かねばならない。
私のリズムが狂えば、バンド全体のリズムが狂う。
なかなか大変なのだ。

そして、ふと思った。
私は「あんこもち」における「あずきアイスではないか」と。
あずきアイスは、牛乳というベースに、つぶあんにした十勝小豆を練り込んでいる。
さらに粒感を出すために甘納豆を混ぜ込むという、製造者のソロパート。
あずきアイスがおいしくなければ、「あんこもち」は台無しである。
お互いの素材が主張しすぎず、絶妙なバランスで保たれているのだ。

そのあずきアイスの上に、寄り添うあずき。
あずきは、あずきアイスがなければ、ただのあずきだ。
あずきアイスがあるからあずきがある。
歌だって同じこと。
ピアノがあるから歌えるし、歌があるからピアノを弾くのだ。

さらに、その上に乗せた白玉。
懸命な読者ならもうお気づきと思うが、これはそう、トロンボーンではないか。
いくらピアノと歌があっても、それだけでは物足りない。
時には切なく、時には勇ましく、情感たっぷり、ムーディーに奏でるトロンボーン。
トリオのアクセント的存在、トロンボーン。
この白玉は、あずきアイスとあずきの甘さを引き立てるアクセントとしての役割を担っている。

音楽もアイスも何事もバランスが大切なのである。
「あんこもち」は、静かに私にそう語りかける。

さて、そんな我々のラテントリオに、最近ゲストでパーカッションが入る時がある。
さぁ、困った。もう例えるものがない。
パーカッション・・・それは、我々3人を包み込む存在・・・。
うん、陽気、いや、容器かな・・・。

あんこもちは、容器もお楽しみください。

氷菓子名
あんこもち
価格
500円
販売
店頭のみの販売です。